読者さん

老後のお金、このままで大丈夫かな…。何からはじめればいいのか、全然わからなくて。

 

わかる!私もずっとそうだった。30代後半まで貯金ほぼゼロで、何から手をつければいいのか途方に暮れてたんだよね。

 

50代が近づいてきて、急にお金のことが不安になってきた…そんな気持ち、すごくよくわかります。

私自身、もともと大の浪費家。証券会社に勤めていたのに投資は怖くて動けず、40代で子どもを連れて離婚するまで、貯金はほぼゼロでした。

そんな私が本気でお金を学び始めたのは、50代が見えてきてから。「もう遅いかも…」と不安になりながらも、少しずつ動き始めたら、ちゃんと前に進めました。

この記事では、そんな私が実際にやってきたお金を貯める・増やすためのロードマップを紹介します。50代からでも遅くない。順番通りに進めば、遠回りせずにお金を整えていけるから、ぜひ一緒にやってみてね。

 

「今からお金を貯めたい」という方へ、まず伝えたいのはこれです。

やみくもに節約するより、正しい順番で家計管理を進めることが、いちばんの近道。

まずは「今、自分のお金がどうなっているか」を知ることから始めましょう。

 

家計改善ロードマップ 6つのステップ

Step1:現状を把握する
Step2:貯める目標金額を決める
Step3:家計を見直す
     固定費
     変動費
Step4:お金の流れをつくる
Step5:お金を貯める
Step6:お金を増やす

 

 

家計管理、最初の一歩は「今の自分のお金を知ること」から。

貯金がある人も、ない人も、まずここをスキップしないでほしいんです。私も最初に現状を直視したとき、思っていた以上に手元のお金が少なくて、かなりショックでした。でも、知らないままよりずっとよかった。

  1. 毎月の収支を把握する
  2. 預貯金はいくらあるか
  3. 負債(ローン)はいくらあるか

 

家計簿で「何にいくら使っているか」を見える化しよう!

 

家計簿は手書きでもアプリでも、続けられる方法ならなんでもOK。大切なのは収入と支出を把握して、ムダがどこにあるかを可視化することです。

細かくしすぎなくて大丈夫。ざっくりでいいから、まずは3ヶ月だけ続けてみてください。ここが、何歳からでも家計管理の土台になります。

続けてみると、「食費はそうでもないけど、コンビニとサブスクで意外と使ってる…」みたいな自分のお金の傾向が見えてくるんです。そこがわかると、削れるポイントもはっきりしてきます。

私は家計簿アプリを使って銀行とクレジットカードを連携させたら、ほぼ自動で記録されるようになって、ようやく続けられるようになったよ!手入力が苦手な人にはほんとにおすすめ。


特におすすめの家計簿アプリはこの2つ!

Zaim                  マネーフォワード

 

✔預貯金はいくらあるか

保険や投資も含めて、今手元にある貯蓄を一度全部書き出してみましょう。「なんとなくある」ではなく、数字で把握するのが大事。

  • 貯金(普通・定期預金)
  • 保険(貯蓄型保険など)
  • 投資(NISA・iDeCoなど)

 

✔負債(ローン)はいくらあるか

住宅ローン、車のローン、奨学金の残りなど、借金も全部書き出してみましょう。

特に住宅ローンは、借り換えで毎月の返済額が下がることもあります。今の金利と比較してシミュレーションしてみると、意外な節約になることも。

 

Step2:目標金額を決める


現状が把握できたら、次は「いつまでに、いくら必要か」を逆算するステップです。

50代からのお金の目標というと、老後資金・子どもの教育費・万が一の備え…いろいろありますよね。漠然と「貯めなきゃ」と思っているより、具体的な数字を決めると動きやすくなるんです。

目標が決まると、「今月〇万円貯められた!」って達成感が生まれて、モチベーションが続くようになったよ。何となく貯めてた頃とは全然違う!


「いつまでにいくら必要か」を知るには、ライフプラン表をつくるのがおすすめ。人生の大きなイベント(子どもの進学、定年、老後)をざっくり書き出すだけでも、お金の全体像が見えてきます。ライフプランの詳しい作り方は別の記事で紹介しますね。

 


現状を把握して目標が決まったら、次は具体的に家計を整えていくステップです。

まず手をつけるべきは、固定費の見直し

「食費を減らさないと」と思いがちですが、実は一度見直すだけで毎月ずっと節約効果が続くのが固定費。家計管理では、ここが最大の効率ポイントです。

 

固定費の見直し


固定費とは、住居費・保険・通信費など毎月決まって出ていくお金のこと。ここを見直すだけで、毎月の家計がぐっとラクになります。

  1. 住居費の見直し
  2. 保険の見直し
  3. 電気・ガス会社の見直し
  4. 通信費の見直し
  5. 車の必要性を考えてみる
  6. サブスクの見直し
  7. 教育費(習い事・塾など)

面倒だなって思うよね。私もそうだった。でも一度やってしまえば、あとはずっと節約が続くから、絶対やって損はないよ!やるかやらないかで、数年後の貯蓄額が全然変わってくるから。

 

☆固定費の見直しポイント

✔住居費の見直し

住居費の目安は、手取りの25〜30%以内が理想とされています。

賃貸の方は引っ越しを検討する価値があるかも。住宅ローンがある方は、借り換えシミュレーションをやってみると、毎月の負担を減らせることがあります。

 

✔保険の見直し

保険の基本的な考え方は、「起きたら損失が大きいけど、起きる確率が低いリスクに備えるもの」

日本には健康保険・雇用保険など手厚い公的保険があります。まずそこでカバーできる範囲を確認して、足りない分だけを民間保険で補う——これが保険を考えるときの基本です。

「なんとなく入ったまま」の保険がある方は、今の自分に本当に必要か見直してみて。

実は私、昔「貯蓄型保険」にいくつも加入していて、見直したときに中途解約で合計100万円ほど損したんです…。あと数年でプラスに転じるものは泣く泣く持ち続けましたが、15年もの間、お金が保険に縛られていたことを考えると、NISAなどで運用していれば得られたはずの利益(機会損失)はさらに大きかったと思います。

保険は「保障」と「貯蓄」を分けて考えるのが基本。同じ失敗をしてほしくないから、今入っている保険が本当に必要なものか、ぜひ一度見直してみてね!

 

✔電気・ガス会社の見直し

電力・ガスは自由に会社を選べる時代。他社プランと比較して乗り換えるだけで、毎月の光熱費が下がることもあります。

「エネチェンジ」などの比較サイトで手軽に調べられるので、ぜひ一度チェックを。

 

✔通信費の見直し

スマホ代が月5,000円を超えているなら、払いすぎかもしれません。

格安SIM(大手キャリアより安く使えるサービス)への乗り換えや、不要なオプションの解約だけで、月2,000〜3,000円節約できることもあります。

 

✔車の必要性を見直す

使用頻度が少ない場合は、カーシェア(必要なときだけ車を借りるサービス)という選択肢も。維持費・保険・駐車場代など、車は意外と年間コストが大きいので一度計算してみてね。

 

✔サブスクの見直し

「入ったまま使っていないサブスク」、ありませんか?動画・音楽・アプリ…意外と積み重なってるよ。クレカの明細を見て、ひとつひとつ確認してみて!

 

✔教育費(習い事など)

子どものためにと増えがちな習い事。本当にやりたいこと・必要なことに絞るのも、家計管理では大事な視点です。

 

変動費の見直し


変動費とは、食費・日用品・美容費など毎月金額が変わる支出のこと。

ここは項目ごとに予算を決めることが効果的。「今月食費は〇円まで」と上限を決めるだけで、自然と使いすぎを防げるようになります。

切り詰めすぎてストレスがたまったり、体を壊したら本末転倒。無理のない予算で、長く続けることを優先してね!

  1. 食費
  2. 日用品
  3. 医療費
  4. 交通費
  5. 美容・被服費
  6. 交際費
  7. 娯楽費
  8. 小さな出費(コンビニ・自販機など)

 

▶予算を立てるときの「黄金比」を参考に

予算の立て方に迷ったら、「家計の黄金比」を参考にしてみて!手取りに対して、それぞれの支出をこの割合に収めると理想的…という目安のことだよ。

家計の黄金比

手取りに対する理想の支出割合

その1:固定費・変動費・貯蓄の割合

固定費: 45%  …住居費・保険・通信費など
変動費: 35%  …食費・日用品など
貯蓄:  20%

 

その2:項目別の割合

                    ※FP横山光昭さんの黄金比を参考にしています

  ★月収30万円の場合の例

 
黄金比はあくまで「目安」。ぴったり合わせることが目的ではなく、自分が無理なく続けられるバランスを探ることが大切です。最初はざっくりでOK。

 


現状把握と家計の見直しができたら、次は「自動的にお金が貯まる仕組みをつくる」ステップです。

鍵になるのは、先取り貯金(給料が入ったら、まず貯蓄分を別口座に移すこと)

先取り貯金をする

    収入 ー 貯蓄 = 使えるお金 👈これが基本


「余ったら貯める」ではなく「先に貯めて、残りでやりくりする」。この順番を変えるだけで、お金の貯まり方が劇的に変わります。

先取り貯金をしたら、残りのお金で予算を組む癖をつけよう!最初はきつく感じても、慣れてくると自然と合わせられるようになるよ。

 

銀行口座は3つに分けて使い分けがおすすめ

貯める口座:生活防衛資金など、いつでも引き出せるお金を入れておく
使う口座:普段の支払い・生活費用
増やす口座:投資でじっくり育てるお金

さらにお金の流れを自動化してしまえば、意識しなくても勝手に貯まっていく仕組みが完成するよ!


ちなみに、我が家のお金の流れの自動化はこんな感じです。

貯める口座  先取り貯金:住信SBIネット銀行 → あおぞら銀行

使う口座   カードの支払い:住信SBIネット銀行 → 楽天銀行

増やす口座  新NISA:住信SBIネット銀行 → SBI証券

使うクレジットカードをなるべく1枚に絞ると、管理が楽になってポイントも貯まりやすくなるのでおすすめです。

私の場合、給与口座から直接各口座へは送金できないので、住信SBIネット銀行を「中継地点」にして自動送金しています。

①給与口座から住信SBIネット銀行に自動入金
②住信SBIネット銀行からそれぞれの口座へ自動振込

 


最初に貯めるべきは、生活防衛費

これは「万が一のとき、生活が続けられるお金」のこと。病気・失業・急な出費など、人生には予期せぬことが起きます。50代ならなおさら、ここを先に確保しておくことが安心の土台になります。

 

生活防衛費(万が一に備えるお金)を貯める

✔生活防衛費の目安

生活費の3ヶ月〜1年分

会社員なら3〜6ヶ月分、フリーランスや不安定な収入の方は1年分が目安。家族構成によっても変わります。

 

特別費を貯める

特別費とは、毎月ではないけど年に一度などまとまってかかる費用のこと。
これを把握して準備しておくだけで、毎月の家計が赤字になりにくくなります。

冠婚葬祭/家電の買い替え/車検代/保険料/家賃更新料/旅行/
子どもの行事費用/固定資産税・自動車税など

まずは大まかでいいから年間の特別費を書き出してみてね!「意外とこんなにかかってたのか」って気づきがあるよ。


✔特別費の貯め方

1.毎月積み立て

★例:年間の特別費合計が12万円の場合
12万円 ÷ 12ヶ月 = 毎月1万円を積み立てる


2.ボーナスから一括で貯める

毎月の積み立てが難しければ、ボーナスでまとめて準備するのもOKです。


✔特別費の管理方法

特別費は普段使いの口座とは別に管理するのがポイント。混在させると「いつの間にか使っていた…」なんてことになりがちです。

私は住信SBIネット銀行の「目的別口座」機能で管理しています。「旅行用」「車検用」など名前をつけて分けておけるから、すごく便利!


👇住信SBIネット銀行の詳細はこちら

50代でも貯まる!住信SBIネット銀行でお金を自動化する方法「貯金できない」を卒業したい50代女性へ。住信SBIネット銀行の自動入金・目的別口座・ハイブリッド預金を使えば、お金が自動で貯まる仕組みが無料で作れます。元浪費家のシングルマザーが月7万円積み立てを実現した方法を解説。...

 


ここまで順番に進んできたら、いよいよ最後のステップ。投資をはじめて、お金にも働いてもらう段階です。

「投資」という言葉、正直こわいですよね。私も証券会社に勤めていたのに、自分のお金を投資に回すのは長年ずっと怖くて動けなかった。でも50代を前にして、ようやく動き始めました。

物価は上がり続けているのに、銀行預金の金利はほぼゼロ。貯金だけでは、じわじわと「お金の価値」が目減りしている現実があります。

そこで活用したいのが、国の非課税制度「NISA(ニーサ)」。利益に税金がかからず、100円から始められる国の制度です。

「非課税」というのは、通常投資で利益が出ると約20%の税金がかかるのですが、NISAの枠内ではそれがゼロになる、ということ。国が用意してくれている、使わない手はないお得な制度です。

私は最初3,000円から始めて、少しずつ金額を上げていったよ。少額でも「増えた!」の体験が積み重なると、次の一歩が怖くなくなるんだよね。今は毎月合計7万円ほど積み立てできるようになったけど、最初からこの金額だったわけじゃない。固定費の見直しと先取り貯金の仕組みを整えたことで、少しずつ積立額を増やせるようになったよ。


長期の積立投資は、短期の株売買と違って元本割れのリスクをかなり抑えられます。例えば世界的に人気の「S&P500(米国の主要500社に分散投資できる指数)」は、15年以上保有した場合の元本割れデータがないという実績もあります。

50代から始めても、15年後は65歳。老後資金として十分に育てる時間があります。

投資初心者の方は、まずは少額から新NISAで積立投資を始めるのがいちばんおすすめです。

実践で学べることは大きい。100円でもいいから、まず始めてみてね!


私が実際にやっている投資はこの3つです。

  1. 新NISA→ 教育資金・老後資金をじっくり育てる
  2. iDeCo(イデコ)→ 税制優遇を活かした老後資金づくり
  3. 不動産クラファン→ 比較的短期間で今を楽しむお金を増やす

 

不動産クラファン(不動産クラウドファンディング=少額から不動産投資に参加できるサービス)について詳しく知りたい方はこちら👇

1万円から始める不動産クラファン不動産クラウドファンディングとは何か、初心者向けにシンプル解説。1万円・スマホだけで始められ、預けたらほったらかしOK。選び方のコツも紹介します...

 

投資に慣れてくると、増えていく資産を見るのが楽しくなってきて、気づけば資産形成のスピードが上がっていきます。怖かった私でも、そうなれました。

 

まとめ:50代からでも、一歩ずつ確実に前に進める


今回紹介した6つのステップをまとめると、こうなります。

お金を貯める・増やす ロードマップ

Step1:現状を把握する(家計簿・貯蓄・ローンの確認)
Step2:目標金額を決める(ライフプランで逆算)
Step3:家計を見直す(固定費→変動費の順で)
Step4:お金の流れをつくる(先取り貯金・口座の自動化)
Step5:お金を貯める(生活防衛費→特別費)
Step6:お金を増やす(NISA・iDeCoで投資スタート)


「50代からじゃもう遅い」なんて、そんなことはありません。

私自身、浪費家で30代後半まで貯金ゼロ、離婚してシングルマザーになって、保険で100万円損して、それでもここまで来られました。

今は老後の資金の見通しがついて、以前のような大きな不安はなくなりました。正直、自分でも驚いています。あんなに怖くて動けなかった私が、毎月7万円積み立てながら、「なんとかなりそう」と思えるようになるなんて。

大事なのは「完璧にやること」じゃなくて、「まず一歩動くこと」。

Step1の家計簿から始めるだけでいい。それだけで、今日から変わり始めます。

この記事が、あなたの最初の一歩を踏み出すきっかけになれたら嬉しいです。

わからないこと、不安なこと、いつでも気軽にDMしてきてね。一緒に考えます!