お金が不安で眠れない夜が、変わった理由

将来のお金のことを考えると、不安で。気づくと、そのことばかり考えてしまって、なかなか眠れないんです。

わかります。私も、夜になるとそうでした。
考えても仕方ないのに、いつの間にかまた考えている。子どもがいると、ゆっくり悩む時間もなくて。堂々巡りのまま、また朝が来る。

しかも、ストレスでハゲができました。今は気にしないようにしてますが、何年も治っていません(笑)。
今思うと引く話だけど、私、一度使ったサランラップを洗って、また使おうとしてました。お金がないと、そんな状況にまでなるんですよ(笑)。
当時はとにかく「何かしなきゃ」と焦るばかり。その焦りで、よく調べずにムダな保険に入って大失敗、なんてこともしました。
一人で働きながら、4歳の娘を育てる。最初の手取りは16万円。実家に戻っても親に娘を預けられる状況ではなく、高いお金を払って預かり保育を使いながら、なんとか働いていました。

それでも今は、実家を離れて暮らせるまでになりました。毎月7万円を積み立てながら、老後の見通しも立っています。
眠れなかったあの頃の不安が、どうやって「大丈夫」に変わったのか。私がやったことを、そのままお話しします。
- 「何から始めればいいかわからない」私が、まず何をしたか
- 手取りが少なくても積み立てられるようになった4つのこと
- お金の不安が薄れた、本当のきっかけ
お金の不安が薄れたのは「いくら必要か」が数字で見えたときでした。
漠然とした不安が、目標に変わりました。
シングルマザーがお金の不安を解消するためにやったこと
順調に今の状況に変われたわけではありません。
失敗もしながら、一つずつやっていきました。
① お金の本で、投資が「身近」になった
「何かしなきゃ」と焦るばかりで、何をすればいいのかはわからない。そんなとき、本屋でお金の本を眺めていて、たまたま手に取ったのが山崎元さんの本でした。
資産の増やし方や投資について、わかりやすくまとめてある本です。

投資って難しそうだし、怖くないですか?

私も怖かったです。でもその本を読んで、見方が変わりました。
それまで投資は「怖い・難しい・素人が手を出していいの?」というイメージが強かったです。
でも、山崎さんの本を読んだら、難しく考えていた投資が、ぐっと身近に感じられました。やることはシンプルで、「これなら自分にもできそう」と思えたんです。
詳しくは、この本に書かれています。

難しい本じゃなくていいです。まず1冊、手に取ってみてください。マンガで分かりやすく書かれたものも、たくさんあります。
② 家計簿をつけ、固定費を徹底的に見直す
本を読んで最初にやったのは、固定費を見直すことでした。
家計簿はつけ始めていたので、何にいくら使っているかを把握しながら、食費を削るなど小さな節約から始めましたが、ほとんど効果がありませんでした。
大きく変わったのは、固定費を片っ端から見直したことでした。
見直しが効く固定費の例
- 保険料(必要な保障だけに絞る)
- 携帯料金(格安SIMへ変更)
- 使っていないサブスク・会費
- 電気・ガスのプラン見直し
固定費は一度削れば、毎月ずっと効果が続きます。食費を毎月我慢するより、はるかに楽に節約できます。
なかでも保険料の見直しは効果が大きいので、具体的なやり方を別記事にまとめています。
例えば、スマホ。それまで大手キャリアを使っていましたが、格安SIMに乗り換えました。
正直、スマホの操作は苦手で、「格安SIMって何?」「どこがいいの?」状態。納得できるまで、1か月以上は調べていた気がします。
当時は解約違約金が1万円ほどかかりましたが、長い目で見ればプラスと考えて思い切りました。結果、スマホ代は月1,500円ほど。こんなに安く使えるんだ、と感激しました。
昼の混む時間帯は少し遅く感じることもありますが、それより安さのメリットが大きくて、家族にもすすめたほどです。
月5,000円下がれば、年間6万円以上。この資金で、毎年、娘とディズニーランドに行けるようになりました。
娘と二人の暮らしになってからは、電気もガスも自動車保険も、比較サイトで見直し。車が必須の地域なので手放せませんが、自動車保険は必要最低限で、車両保険は付けていません。賃貸の火災保険も、契約時にすすめられたものから自分でネット保険に切り替えただけで3分の1ほどに。
削れるものを探すうちに、だんだん楽しくなってきて。家計管理そのものが楽しくなったのは、思わぬ収穫でした。
③ 貯蓄型保険を解約し、NISAを始める
お金の勉強をしていくうちに、加入していた貯蓄型保険が、実は保険も貯金もできる一石二鳥の保険ではないことに気づきました。
自分の間違った知識で加入してしまい、勉強不足だった自分が情けなかったです。
でもこのまま続けることにも疑問を感じ、損を承知で解約を決めました。損失は100万円以上でした。
解約に踏み切るまでの話は、こちらに詳しく書いています。

100万円も損して、解約できたんですか?

怖かったです。でも続けることの方がもっと損。悔しいけれど、前を向くしかありませんでした。
正直、保険の解約はかなりショックでした。自分の知識のなさが招いた失敗で、気持ちのぶつけどころがなかったんです。専門家にも「解約ですね」と言われましたが、頭ではわかっていても、どうしても損得勘定が頭をよぎりました。
(満期が近いなど中途半端なものは、続けたものもあります。それでも解約した分だけで、100万円近い損失でした。)
あとから気づいたのは、「損したくない」だけに縛られると、かえって“機会損失”になるということ。同じお金でも、もっと自分に合う保険に変えたり、“増える場所”に置いたほうが、長い目ではプラスになります。目的に合わないものを抱え続けるより、思い切って変えてよかったと思っています。
解約後は生活防衛資金を積み立てながら、同時にNISAも少しずつ始めました。
最初は自分が不安にならない金額、月3,000円からのスタートでした。
NISAについてはこちらで詳しく解説しています!
急な出費・病気・失業など、いざというときのために手元に置くお金のことです。
目安は生活費の6ヶ月~1年分
すぐ引き出せる普通預金などに置いておきます。
自分に必要な保険はどれなのか・・
私はFP相談で「解約すべき・残すべき」保険を整理してもらいました。
完全無料・勧誘もないので気軽に相談できます。
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④ 娘の成長に合わせて転職し、収入を上げる
節約には限界があります。毎月投資に回せる金額を増やすことが、資産形成を加速させます。
ただ、娘が小さいうちは仕事の選択肢がとても限られていました。
実家には頼れず、フルタイムで働くしかありませんでした。
残業なし・土日休みの仕事を望みましたが、なかなか叶わず。土日に娘を預けられる場所もなくて、高いお金を払って民間の預かりにお願いしていました。

娘が成長するにつれて、働ける幅が広がりました。転職を重ねて、少しずつ収入を上げていきました。
収入が増えるたびに積み立て額も増やし、投資にも慣れていきました。複利の効果でお金が増えるスピードも加速していきました。
それでも消えない不安は、ライフプランで薄れる

毎月積み立てていても、「これで足りるのか」という不安は消えませんでした。
教育費はいくら必要なのか。自立した生活はできるのか。いくら貯めれば「大丈夫」なのか。
目標の数字がわからないままでした。
教育費・老後資金が、初めて「数字」になる
保険の相談をしたとき、FPさんが、「ライフプラン」というものを作ることができると教えてくれました。
「いつまでにいくら必要か」を、自分の人生のイベントに合わせて整理したものです。
初めて作ってみると、数字で現実が見えました。
- 子どもの教育費(幼稚園〜大学卒業まで)
全て国公立:約900万円
全て私立:約2,500万円
(文部科学省「子供の学習費調査」〈幼稚園〜高校〉に大学費用を加えた目安。進路で大きく変わります) - 老後の生活費:老後2,000万円問題として2019年に話題に。実際は生活水準や家族構成によって異なります
- ひとり親の場合:受け取れる年金が少なくなりやすく、早めの準備が重要です
足りない部分もはっきりしました。
でも、見えてよかったと思っています。数字がわかると、何をすればいいかが決まるからです。
教育費の実際の金額と、私がどうやって貯めてきたかは、こちらにまとめています。
漠然とした不安が、具体的な「目標」に変わる
ライフプランができると、「あと◯年で◯万円積み立てればいい」という目標に変わりました。
毎月の積み立てが「なんとなく」から「目標に向かっている」感覚になりました。
お金の不安が薄れたのは、お金が増えたからだけではなく、「いくら必要か」が数字でわかったからでした。

ライフプランを作って、人生のお金の全体像を整理できたとき、こんなに便利なものがあるんだと思いました。
ライフプランを実際に作った話はこちら。
「いくら必要かわかった」だけで、不安の質が変わります。
FPさんと一緒に今後のお金のことを整理していけます。何度でも無料なのがありがたいです。
※相談は何度でも無料/無理な勧誘はありません
まとめ
お金の不安が薄れるまでにやったこと
- ① お金の本を読んで勉強を始めた
- ② 家計簿で収支を把握し、固定費を削った
- ③ 貯蓄型保険を解約し、生活防衛資金を積みながらNISAを始めた
- ④ 転職を重ねて収入を上げ、積み立て額を増やしていった
- 転機:ライフプランで数字が見えて、漠然とした不安が目標に変わった
最初から全部うまくいったわけではありません。
保険では大きく損しました。でも一つずつやってきた結果が今につながっています。
そして、いちばんの結果につながったのは、投資を始めたことでした。
自分が投資をするなんて思ってもいなかったし、周りにやっている友達もいませんでした。それでも、自動で積み立てる仕組みをつくって、少しずつ慣れて。「できた!」が増えていくことが、そのまま自信になっていきました。
仕組みができれば、あとはほったらかすだけ。やっと落ち着いたとき、ふと気づいたんです。不安をなくすことばかりで、“今”を楽しめていなかったな、と。
お金の失敗は、時間をかければ取り返せます。でも、楽しめなかった“今”は、二度と取り返せません。
だから——我慢して貯めるためじゃなく、楽しみながら資産形成してほしい。そう思っています。
お金の全体の流れを確認したい方はこちら。
※当ブログの内容は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘や個別の投資助言を行うものではありません。投資・保険などの最終的な判断は、ご自身の責任でお願いいたします。
